iMda Doll Exhibition 2020 With Doll-unknown story-
risubaco企画展 iMda Doll Exhibition 2020 With Doll-unknown story-
に参加させて頂きました。
只今開催中です。2020/2/7~2/11 12:00~17:00(最終日15:00)
開催場所 ギャラリー丸美京屋 東京メトロ銀座線 浅草駅 A4出口徒歩2分
入場料 1.000円(税込み)
今日を入れて後 3日ですが素敵可愛いiMda Dollが集結しています。
今回はiMda Doll 造形師のLim先生によるドール制作や参加ディーラーの製作の裏側がのぞける動画も上映しています。
多くのDoll好きの方に是非見て頂きたいと願っています。
今回のテーマは相棒と一緒
お洋服にしようかお着物にしようかとても悩んでやはりお着物に、
と決めてからすぐに竹下夢二の「黒猫」が浮かんできて
もうそれ以外が考えられなくなりました。
そこで私の大好きなものをたくさん詰め込んだ 粋でモダンでノスタルジックな
Robe de poupée 流 「Kuro neco」を仕上げました。
遅れましたが商品説明です。
着物地は丹後ちりめん勿論正絹、染色作家様の銘の入ったとても凝った柄行
様々な縞模様がパッチワークのように段々に配置されています。
実は裾には控えめな花が散らしてあり付下げなのです。
あえて花の部分は使わずその代わりに北欧チックなお花と蝶を刺繍し
粋とモダンをコラボさせました。
中々高価な物ですし人の着物が作れる一反丸々に鋏を入れるのは
とても勇気が入りました。
お着物はアンティークの量の少ない古布で作ることが多いので
コンディションに気を配りながら柄合わせに相当な時間をかけています。
その点コンディションの心配もないし、
もしも失敗しても潤沢に布があるという安心感^^**
なんて贅沢なんでしょう。
きっと大好きなiMdaさんの素敵なオーナー様にお迎え頂けると信じて
エイ!!と行きました^^;
袷仕立てです。
裏地は紅絹、ヴィンテージリサイクル物を使用しています。
裾のふき(裾の綿入れ)をいつもより控えめにしたのですがそれが意外と難しく
ふきは大好きなのでなるべく作りたいと思っていますがけっこう大変な手作業、
今回たっぷりな方がまだ楽と勉強になりました。
袖付けにはしつけをしてあります、着用時は解きますが
しつけを解いて仕立ておろしを着る情緒を感じていただきたく
お届けまでそのままにしておきたいと思っています。
もしご面倒であればこちらで解いてお届けいたします。
risubaco様を通してお申し付け下さい。^^
腰揚げ前の写真です。
腰上はザクザクとわざと荒くしていますので解いて
お引きずりも楽しめるかと。
内紐、重ね衿は腰上の後に付けています^^**
またモデルはiMda4.3 Chest size basic (14.8cm)ですが medium size (15.5)にも
勿論対応できます。
刺繍は白から生成りの3色、数種類の太さの糸で試し刺し結構失敗しましたが
私のイメージに合ったのが一番刺し難いこのオフホワイトの太い糸^^;
なんとか刺し終えて満足満足。諦めない事はいい事ですね \(^o^)/
順序が逆になってしまいましたが
今回は大振袖、襦袢のお袖を通すのが馴れていないと大変かと思い
お袖は着物に作り付けしました。
襦袢姿も楽しみたいところですが着せやすさを優先させていただきました。
フレンチスリーブのチャイナドレスみたいでなんだか可愛いですね。
素材は正絹綸子花束の織り柄が優雅です、
お袖は正絹疋田いずれもヴィンテージリサイクル素材です。
白襟も内紐も正絹ですが半襟のみ小花の刺繍ガロンテープになります。
袷仕立てです。
裏も同じ綸子です。
画像が無いのですが襦袢の下にウエスト部分補正用のベルトをしています。
襦袢と同じ綸子にキルト芯を入れ ベルクロ止です。
これがまた素晴らしくてどうしてもこれが使いたかったのですが、
どうにもこうにも地厚でミシン針を絹用の7番からレザー用の14番に変えて、
いざ!恐恐、ぐぐぐっ!ぐぐぐっ!って(・・;)
やっと縫い終わっても角が綺麗に表に返りません(/_;)
手縫い部分はもちろん何とも彼ともちょっとした力仕事でした^^:
ほんの少しボンドも使ったりしてどうにか仕上げましたので
ゆる〜い目で見て頂ける嬉しいです^^
金糸銀糸を沢山使った本当に素晴らしい帯地です。
会場には金糸や丹後ちりめんの染色作家様の銘の入った部分など
ディスプレイされていますので見てくださいね。
帯は作り帯です、お太鼓部分はセパレートになっています。
帯締めの飾り部分を正面に合わせて帯を巻き(ベルクロ止)
お太鼓部分を後ろ中心に合わせて止めてください(ベルクロ止)
帯枕をくるんだ帯揚げがお太鼓に付いていますので帯揚げを袖下から前に回して
正面で結んでも、上の写真のように交差するだけでもお好きに決めて頂いて
端を後ろに回し帯の中に隠してください。
帯揚げもアンティークなので端の方に小さな穴が2.3箇所あります。
黒い帯締めはモールブレードです。
志古貴は正絹ですが生地名がちょっと分からない><:
すごくとろ味あってとてもいい感じに下がってくれます。
志古貴は七五三、花嫁さんのみの装いらしいですが
お人形だからやりたいことやらせてもらいました^^**
そして小さな相棒の黒猫帽子のお人形、
最初は髪も黒にする予定でしたが帯の金糸銀糸がとても綺麗だったので
お人形の髪に使いました、キラキラ☆
お顔は正絹ボディはフェルトのぬいぐるみ人形です。
レースのショールにトーク帽子。
相棒は編みカゴに入れてお出かけです^^**
トーク帽子はフェイクストローをボンドで形成し、
中心にはテクノロートを入れています。
アンティーク調に汚しをかけた正絹、ビロード、綿などの染花と
アンティークレースなどで装飾しました。
セット内容。
1.お着物一式....*襦袢
*着物
*志古貴
*補正ベルト
2. Kuronecoちゃん人形
3. ストロートーク帽
4.レースショール
5.かごバック
以上5点セットになります。
心を込めて制作致しましたが至らぬところもあると思います。
また、説明の通りアンティーク、ヴィンテージリメイク素材を使っている部分があります、大きな傷汚れは有りませんがくすみ等を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
アンティーク特有の事にご理解のある方のご購入をお願いいたします。
どうぞ何方かがお気に入り下さいますようお願いいたします。
長々ありがとうございました。